<昔2:緑色の弾丸の巻>
今回は昆虫中最速を誇る、トンボの話でも書いてみましょう。
トンボ、漢字で書くと「蜻蛉」、これであっているかどうかは、FEPに任せるとして、まあ、とりあえずトンボといえば、基本的には水辺でよく飛び回っています。大きさも多種多様で、イトトンボのように小さい物から、オニヤンマのように、大きいものまで、実にバラエティに富んでいます。イトトンボを除くと、こいつらは、総じて実に速く飛ぶことができます。子供にころは、こいつらが飛んでいるところをつかまえるのは、至難の業でした。。
さて昆虫の昔話となると、やっぱり館山での話になってしまいます。別荘から山の向こう(ってほどじゃないのですが)田圃の方に向かうと、当時はそこが何のためにあるかわからなかったのですが、貯水池らしき池がありました。で、そこでよくザリガニ釣りとかもしたのですが、まあとにかく、トンボが飛び回ってます。
特にいろいろな種類のトンボがいたわけではないのですが、子供にはそんなことは、わかりゃ〜しません。とにかく、トンボがたくさんいる、ってことだけで十分なのです。記憶をたどれば、とりあえずいたのが、コシアキトンボと、そして今回の主役、緑色の弾丸ギンヤンマです。
とにかく、このギンヤンマが速いのなんのって、はっきり云って、後ろから、網を振ったんじゃあ、子供が網を振るスピードなんかより、逃げるスピードの方が速いので、いくらやってもつかまえられません。一緒に飛んでいる、コシアキトンボも同様です。正直云って、捕まえたから、コシアキトンボとか、ギンヤンマとか見分けられたわけで、飛んでいる最中は、そのころの米蔵では識別不能でした。
そう、網を振るスピードより速いトンボを、米蔵は、捕まえました。さ〜て、どうやってでしょう?続きはまた次回に…。
と云って、次回にネタをつなぐのもいいですが、まあ、大した話じゃないので、ここで、話しちゃいましょう。
当然、後ろからでは、捕まえられません。後、云い忘れていましたが、こいつらは、全然止まってくれません。止まっても、池の真ん中の茎の上とかで、手の出しようがありません。
まあ、ここで、トンボの特徴が出てくるわけですが、トンボって、同じルートをぐるぐるぐるぐる回り続けています。なわばりなんでしょうか?(コシアキトンボはそうみたいです)
で、それをじ〜っと観察していて、気がついた訳ですが(正確には私と一緒に虫取りをしていた友人がですが)、ちょうど立った状態で、腰の高さを飛んでいます。また、足場から捕虫網の長さを見ると、ちょうどトンボが飛んでいるルートと、網の場所が重なります。
もうおわかりですね。そう野球です。トンボを球と見立てて、来た瞬間に、思いっきり振り抜きます。とてもじゃないですが、トンボはよけ切れません。進路変更する間もなく、網の中へ。
問題は、空振りなら別にいいのですが、ジャストミートしないと、トンボの首が取れてしまうと云うことでしょうか^^; いったい何匹天国に送ったことか…。
しかし、この野球作戦(笑)においても、なかなか捕まえられなかったトンボ、それが緑色の弾丸ギンヤンマです。
速い、こいつぁ速すぎるぜ〜、っと熱血したかどうか、忘却の彼方の話で、とにかく、本当に速い。はっきり云って、つかまえるまで、捕ったトンボがギンヤンマかどうかなんて、わかりませんでした。
ほとんどが振り遅れ。時々、よけられたような記憶もあります。まさに剛速球投手との戦いという感じでした。いつくるかわからない、この緑色の弾丸を待ち続け、網を振り続け、ようやく捕まえたときの喜びはひとしおです。
まあ、問題は、その当時はトンボがなにを食べるか知らなかったので、1日2日で死んでしまったことでしょうか。でも、トンボは死んでも型くずれしないから、そのまま夏休みの宿題の標本行き(笑)
しかし、この遊びは楽しかった。虫取り+野球ですから、よくやりました。
え、打率はどれくらいか、ですか?そ、そりゃ〜、当然3割バッターですよ^^; |